いしいひさいち(読み)イシイヒサイチ

デジタル大辞泉 「いしいひさいち」の意味・読み・例文・類語

いしい‐ひさいち〔いしゐ‐〕

[1951~ ]漫画家岡山の生まれ。本名、石井壽一ひさいちスポーツ時事問題など幅広いテーマで、風刺のきいたユーモア漫画を描く。政治家やスポーツ選手の誇張された似顔絵にも定評がある。代表作「がんばれ!!タブチくん!!」「ののちゃん」など。

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百科事典マイペディア 「いしいひさいち」の意味・わかりやすい解説

いしいひさいち

漫画家。本名石井寿一。岡山県生れ。関西大社会学部卒。在学中より《Oh! バイトくん》を連載し,卒業後漫画家となる。1977年単行本《バイトくん》を刊行。大阪の安アパートに暮らす貧乏学生たちの日常を描いて人気を得る。1978年プロ野球選手田淵幸一をモデルにした《がんばれ!! タブチくん!!》が大ヒット。従来起承転結にもとづく4コマ漫画とは異なるナンセンスなギャグと展開により,〈4コマ漫画ブーム〉を生み出した。他に《地底人》《経済外論》,作品集《ドーナツ・ブックス》シリーズなどがある。1991年より朝日新聞朝刊に《となりのやまだ君》を連載(1997年より《ののちゃん》と題名変更)。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「いしいひさいち」の解説

いしい ひさいち

1951- 昭和後期-平成時代の漫画家。
昭和26年9月2日生まれ。関西大在学中から連載漫画をかき,昭和53年プロ野球選手田淵幸一をとりあげた「がんばれ!! タブチくん!!」が大ヒット。60年一連のナンセンス漫画で文芸春秋漫画賞。平成3年から「朝日新聞」に「となりのやまだ君」(のち「ののちゃん」と改題)を連載,11年映画化される。15年日本漫画家協会賞大賞。18年菊池寛賞。岡山県出身。本名は石井寿一。

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367日誕生日大事典 「いしいひさいち」の解説

いしい ひさいち

生年月日:1951年9月2日
昭和時代;平成時代の漫画家

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