20世紀西洋人名事典 「イブ・スパングオルセン」の解説
イブ・スパング オルセン
Ib Spang Olsen
1921 -
デンマークの絵本作家,挿絵画家。
コペンハーゲン生まれ。
美術学校でグラフィックアートを学び、教職についていたが、挿絵と絵本に専念するようになる。代表作として「はしれちいさいきかんしゃ」(’56年)、「つきのぼうや」(’62年)などがある。民話・昔話に関心を持っており、現代的テーマでありながら、ファンタスティックな要素も持ち合わせている。リトグラフの手法を取り入れた画法も特徴的である。’72年に国際アンデルセン賞を受賞し、その後も数々の賞を受けている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報