イヤンプー山(読み)イヤンプーサン

デジタル大辞泉 「イヤンプー山」の意味・読み・例文・類語

イヤンプー‐さん【イヤンプー山】

Illampu南アメリカボリビア西部、アンデス山脈のレアル山群に属する山。チチカカ湖の東約30キロメートル、アンコウマ山の北隣に位置する。標高6485メートル。上部万年雪に覆われる。イヤンプ山。イリャンプ山ソラタ山

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「イヤンプー山」の意味・わかりやすい解説

イヤンプー山
いやんぷーさん
Nevado del Illampu

南アメリカ、ボリビア・アンデス山脈の高峰ティティカカ湖東方約30キロメートルにアンコウマ山と相接してそびえる。イーマニー山などとともに高峻(こうしゅん)なレアル山脈を形づくり、アルティプラノ高原の東縁をなす。標高は6380メートルといわれるが、このほか6362メートル、6485メートル、7014メートルなどの説もあり、事実上不定である。山頂部約5500メートル以上は万年雪に覆われている。古生代前期の地層を貫き、古生代末から中生代ジュラ紀に生成された花崗(かこう)岩体よりなる。

[松本栄次]

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