インターナショナル・ペーパー(その他表記)International Paper Company

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

インターナショナル・ペーパー
International Paper Company

世界最大級のアメリカ合衆国の製紙会社。1898年に製紙会社 18社が合同して設立,その後多数の会社を買収して成長,1928年インターナショナル・ペーパー・アンド・パワーと変更したが,1941年現社名に復した。第2次世界大戦後,保守的な経営を続け,新分野の開発に立ち遅れたが,1968年経営を刷新して積極経営に転じ,多角化を進め,資源分野にも進出。1986年に印刷用紙製造販売会社ハマーミル・ペーパー,1995年にフェデラル・ペーパー・ボード,2000年にはチャンピオン・インターナショナルを買収。さらに 2012年,段ボール・建築資材製造会社のテンプル=インランドを買収した。事業内容は工業包装,セルロースファイバー,一般用紙,産業用紙など。

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百科事典マイペディア の解説

インターナショナル・ペーパー[会社]【インターナショナルペーパー】

米国企業で,世界最大級の紙,板紙,包装資材メーカー。子会社IP Timberlands,Ltd.を通じて700万エーカーの森林所有,管理している。また,ニュージーランドにも80万エーカーの森林資産をもつ。紙や事務用品の販売,パルプ木材パネル,特殊製品の製造なども手がける。設立は1941年で,本社コネティカット州。2011年12月期売上高260億3400万ドル。

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