ウィリアムクリスティ(その他表記)William Lincorn Christie

現代外国人名録2016 「ウィリアムクリスティ」の解説

ウィリアム クリスティ
William Lincorn Christie

職業・肩書
指揮者,チェンバロ奏者 レ・ザール・フロリサン主宰者

国籍
フランス

生年月日
1944年12月19日

出生地
米国ニューヨーク州バッファロー

学歴
ハーバード大学(美術史)卒,エール音楽学校

勲章褒章
レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔1993年〕, レジオン・ド・ヌール勲章コマンドール章〔2010年〕, フランス芸術文化勲章オフィシエ章

受賞
レコード・アカデミー賞(第27回)〔1989年〕「アティス」,グラミー賞〔2000年〕

経歴
母親から音楽の手ほどきを受けた後、ピアノ、オルガン、チェンバロを学び、エール大学でチェンバロ、オルガン、音楽学を本格的に学ぶ。1971年フランスに移住。チェンバロ奏者として活動を開始。’76〜80年ルネ・ヤーコブスが主宰するコンチェルト・ヴォカーレにチェンバロ、オルガン奏者として参加。フランス・バロック声楽曲に対する関心から、’79年パリアンサンブル“レ・ザール・フロリサン”を結成、フランス古楽界に新風を吹きこんだ。’82〜95年パリ音楽院教授。’87年リュリのオペラ「アティス」の復活上演により、爆発的ブームを巻き起こす。’99年にはパリ・オペラ座バレエ団が初演したキリアン振付「優しい嘘」の上演で演奏担当。’91年公演のため初来日。2006年オペラ・ファンタスティーク「レ・パラダン」上演のため来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ウィリアムクリスティ」の解説

ウィリアム クリスティ
William Henry Maloney Christie


1845.10.1 - 1922.1.22
英国天文学者
元・王立グリニッジ天文学会長。
ウーリッジ生まれ。
ロンドンのキングス・カレッジから、ケンブリッジのトリニティー・カレッジへ進み、卒業後グリニジ天文台の主任助手となり、位置天文学を主に黒点視線速度など天体物理観測にもとりくむ。1881年天文台長となりまた王立協会フェローにもなった。1910年に引退。王立グリニジ天文台に新しい装置を導入するなど、天文台の施設の拡大と新しい装置の獲得のための資金の調達に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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