20世紀西洋人名事典 「ウィリアムプルーマー」の解説
ウィリアム プルーマー
William Plomer
1903 - 1973
英国の小説家。
南アフリカ生まれ。
青年期に日本、ギリシアを放浪し、日本においては旧制東京高校で教鞭を取った。日本を題材にした小説「佐渡」(1931年)、短編「紙の家」(’29年)等がある。他に自伝「二重生活」(’43年)、詩人としての代表作風刺詩集「鳥の股(もも)」(’45年)、「公園の銃声」(’55年)などがある。又、オペラ「カーリュー・リバー」は能「隅田川」に基づいた作品である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報