ウラジミールウェイドレ(その他表記)Wladimir Weidlé

20世紀西洋人名事典 「ウラジミールウェイドレ」の解説

ウラジミール ウェイドレ
Wladimir Weidlé


1895 - 1979
ソ連の美術史家,美学者。
元・正教神学校教授
ロシア出身。
1916年ペテルブルグ大学史学家を卒業、’22〜24年同大学で芸術史を講義する。’24年パリに亡命し’32年には正教神学校でキリスト教芸術史の教授となる。ビザンティン美術史に関する業績の他、著書「芸術の運命」(’36年)では形式にのみ重点をおき分化していった現代の前衛批判宗教との新たな結びつきに人間と芸術の全体性の回復を暗示。「アリステの蜜蜂」(’54年)でこれを展開。ロシア文化に関する著作も多く、「ロシア文化の運命」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む