ウンデカン

化学辞典 第2版 「ウンデカン」の解説

ウンデカン
ウンデカン
undecane

C11H24(156.23).CH3(CH2)9CH3.脂肪族飽和炭化水素(アルカン)の一つ.炭素数11のアルカンには,現在までに物理定数の知られている構造異性体が159存在する.これらの異性体の総称として用いられる場合もあるが,このうち,直鎖状のものをとくにウンデカンといい,正ウンデカン,n-ウンデカンともよばれる.原油中に存在する.製法には,ウンデセン酸またはその塩化物をヨウ化水素と赤リンで還元するか,メチルノニルケトンを亜鉛アマルガムと塩酸で還元する方法がある.また,灯油留分から分留しても得られる.構造は直鎖状パラフィンである.無色の液体.融点 -25.59 ℃,沸点195.89 ℃.0.73652.1.41507.有機合成原料として用いられる.[CAS 1120-21-4]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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