20世紀西洋人名事典 の解説
エイミー・ローレンス ローエル
Amy Lawrence Lowell
1874 - 1925
米国の詩人。
マサチューセッツ州出身。
イマジズム運動、自由詩運動の推進者であり、運動の成果を「剣の刃とケシの種」(’14年)で実らせている。処女作は「彩色ガラスのドーム」(’12年)で、死ぬまでの間に、約六〇〇編の詩を残す。代表作は「模様」「男と女の幽霊と」(’16年)、ピューリッツァー賞受賞「ライラック」(’25年)など。晩年には日本の俳句の影響を受けた。また、キーツの研究家としても知られ、「ジョン・キーツ」(’25年)を書き終わると、51歳脳出血で死去する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報