日本大百科全書(ニッポニカ) 「エゾタチカタバミ」の意味・わかりやすい解説 エゾタチカタバミえぞたちかたばみ / 蝦夷立酢漿草[学] Oxalis stricta L.Oxalis fontana Bge. カタバミ科(APG分類:カタバミ科)の多年草。カタバミによく似ているが、地下を走る根茎を出す。根茎は細く伸び、その先端に地上茎を出す。茎は直立し、高さ20~40センチメートル。葉は長柄をもち、托葉(たくよう)は明らかでない。花は花柄上にやや集散状に少数開く。北海道、本州の北部および中部に生え、北半球の温帯一般に分布している。[小林純子 2020年5月19日][参照項目] | カタバミ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例