20世紀西洋人名事典 「エディットピアフ」の解説
エディット ピアフ
Édith Piaf
1915.12.19 - 1963.10.11
フランスのシャンソン歌手。
ベルビル(パリ郊外)生まれ。
本名Edith Giovanna Gassion。
別名ラ・モーム・ピアフ。
軽業師の父と、歌手の母の間に生まれる。1935年にナイト・クラブの持ち主ルプレに認められ、デビューしたが、その後ルプレ殺人における被疑者として留置された。’37年にエディット・ピアフの名で再デビュー。’40年にはジャン・コクトーの芝居に主演、女優としても認められた。「シャントゥーズ・レアリスト」最後の歌手と言われ、メロドラマ的な表現力は深い感銘を与え、またモンタン、ベコー、アズナブール等の才能を見いだし、デビューさせた功績は大きい。晩年は麻薬と酒に溺れ47才で死去した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報