20世紀西洋人名事典 の解説
エドモン・I.É. ノカール
Edmond Isidore Étienne Nocard
1850.1.22 - 1903.8.2
フランスの獣医。
元・アルフォール獣医学校校長。
プロヴァンス生まれ。
アルフォール獣医学校卒業後、母校の教授となり、1887年には校長。パストゥール研究所で獣医学に力を尽くし、オウム病菌、牛の鼻疽を発見する。また、結核の研究でも業績を上げると共に、1898年には、ピエール・ルーと共同で肺炎球菌の研究を行った。ノカルジア症、ノカール菌は、その名にちなんで命名された。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報