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鼻疽 びそ

百科事典マイペディアの解説

鼻疽【びそ】

馬鼻疽とも。元来は鼻疽菌によるウマやロバの家畜法定伝染病。日本には常在しない。ときに人間や他の家畜に伝染する。鼻粘膜や肺に膿瘍(のうよう)が生じ,全身のリンパ系の病変を起こし死亡することが多い。治療にはサルファ剤抗生物質を用いる。

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世界大百科事典 第2版の解説

びそ【鼻疽 glanders】

馬鼻疽ともいう。ウマ,ロバ,ラバなどの鼻腔,気管支粘膜,肺,脾,肝,リンパ節,皮膚に結節や膿瘍(のうよう),潰瘍を形成する接触性の伝染病。ヨーロッパ,ソ連,中近東,アジア,南アメリカでかつて流行したが,現在ではアジア,アフリカ,南アメリカで一部に発生がみられる。原因菌はPseudomonas malleiで,ラクダ,ライオン,トラ,イヌ,ヒトにも感染する。鼻腔内への病変のみられることが多いことから鼻疽と呼ばれるが,肺に見られる肺鼻疽,皮膚に起これば皮疽と呼ばれる三つの型がある。

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