20世紀西洋人名事典 「エドワードダールバーグ」の解説
エドワード ダールバーグ
Edward Dahlberg
1900 - 1977
米国の作家。
マサチューセッツ州ボストン生まれ。
幼時からユダヤ人孤児院で過ごし、さまざまな職業を経て、1930年少年時代の体験を綴った処女作「どん底の犬」がD.H.ロレンスに認められ、作家として出発する。’60年代自伝小説「私は人間だったのだから」(’64年)で再び注目を浴び、アメリカ文学界に特異な位置を占める。又、文芸評論家や批評家としても有名である。他の作品に「フラッシングからカルヴァリーへ」(’32年)、「朽ち果てしもの」(’34年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報