20世紀西洋人名事典 「エドワードロシュマン」の解説
エドワード ロシュマン
Eduard Roschmann
1908 - 1977
将校。
オーストリア生まれ。
1941年リガ強制収容所長に任命され、’44年までに数万のユダヤ人を虐殺し、ナチス親衛隊将校を務める。敗戦後偽名を用いてアルゼンチンに逃亡するが、’77年西ドイツ政府に探知され、アルゼンチンに対し逮捕を要請、しかし、その時はすでに病院で死亡。彼をモデルとしたフレデリック・フォーサイスの小説「オデッサ・ファイル」(’72年)は話題をよんだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報