20世紀西洋人名事典 の解説
エドワード・E. バーナード
Edward Emerson Barnard
1857.12.16 - 1923.2.6
米国の天文学者。
元・シカゴ大学教授,ヤーキズ天文台長。
テネシー州ナッシュビル生まれ。
広域天体写真術の開拓者。10歳の時から写真師のもとで働き、アマチュア天文家として観測に熱中。1887年大卒後リック天文台の研究員となった。修業時代から水星、星雲等を発見。1892年9月9日木星第5衛星の発見を期に天の川の広域写真を組織的に撮影し天文学に日常的に写真を用いるようになる。1916年最大の固有運動をもつバーナード星を発見等、当時比類のない最も優れた観測者として知られる。英、米、仏の学会から多くのメダルを受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報