20世紀西洋人名事典 「エミールギョーマン」の解説
エミール ギョーマン
Émile Guillaumin
1873 - 1951
フランスの小説家。
アリエ県のイグランド出身。
農民の出身で、夜と日曜日に書き続け、働くことを生きがいとし、愚直で独立心旺盛な、しかも内面的な品格を持ちながらも不当に扱われる分益小作人階級の人間を主人公に描いた「素朴な人間の生涯、別名、分益小作人の手記」(1904年)は、人々の注目を浴びた。他の著作に「土の近くに」(’06年)、「貧乏世帯の苦労」(’09年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報