20世紀西洋人名事典 の解説
エルンスト・フリードリッヒ ツェルメロ
Ernst Friedrich Ferdinand Zermelo
1871.7.27.(6.27.説あり) - 1953.5.21
ドイツの数学者。
元・ゲッティンゲン大学教授,元・チューリヒ大学教授,元・フライブルク大学教授。
ベルリン生まれ。
ゲッティンゲン大学教授、チューリヒ大学教授を経て、1916年フライブルグ大学の教授になり’26年に名誉教授となる。1935年ナチの政策に反対したことで辞職。主要な業績は集合論に関するもので、’04年に集合論の整列定理を証明(「ツェルメロの選択公理」)し、’08年に公理的集合論の基礎(「ツェルメロの分出公理」)を築いたことで知られている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報