ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エルンスト1世」の意味・わかりやすい解説
エルンスト1世
エルンストいっせい
Ernst I
[没]1844
ザクセン=コーブルク=ゴータ公 (在位 1826~44) 。 1806年ザクセン=コーブルク=ザールフェルト公としてエルンスト3世を名のり,ナポレオン1世に敵対して領地を失ったが,07年回復。 13年再び反仏大同盟に参加,16年のウィーン会議でリヒテンベルクを得た。 25年ゴータ=アルテンブルクの家系が絶えると,翌 26年ザールフェルトの代りにゴータを得てザクセン=コーブルク=ゴータ公エルンスト1世を称した。次男のアルベルト (アルバート) はイギリスのビクトリア女王と結婚している。
エルンスト1世(敬虔公)
エルンストいっせい[けいけんこう]
Ernst I, der Fromne
[没]1675.3.26. ゴータ
ザクセン=ゴータ=アルテンブルク公 (在位 1640~75) 。三十年戦争でスウェーデン王グスタフ2世のもとで戦う。領内にゴータ学校令を出し義務教育制度を実施した。
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