エレクトロクロミック表示装置(読み)エレクトロクロミックひょうじそうち(その他表記)electrochromic display

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

エレクトロクロミック表示装置
エレクトロクロミックひょうじそうち
electrochromic display

ECDとも略称される。電圧印加による電気化学的酸化還元反応によって,物質の色が可逆的に変化するエレクトロクロミック (EC) 現象を応用したディスプレイ装置。 EC材料としてはビオロゲン塩などの有機物質や無定形酸化タングステン (α-WO 3 ) などが用いられる。 ECDの特徴は,発光ダイオードなどのようにみずから発光するものではなく,外部周囲光を吸収変調して表示を行う受動型ディスプレイである。さらに駆動電圧が低く ( 0.5~20V ) ,不揮発性記憶効果を有するほか,視角依存性がなく,偏光板を使用しないので見やすいなど,同じ受動型ディスプレイである液晶ディスプレイよりすぐれた点が存在するが,消費電力が液晶ディスプレイよりはるかに大きいという欠点がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む