エンニオモリコーネ(英語表記)Ennio Morricone

現代外国人名録2016 「エンニオモリコーネ」の解説

エンニオ モリコーネ
Ennio Morricone

職業・肩書
作曲

国籍
イタリア

生年月日
1928年11月10日

出生地
ローマ

別名
別名=サヴィオ,ダン, ニコルス,レオ

専門
映画音楽

学歴
サンタ・チェチーリア音楽院作曲科卒

受賞
アカデミー賞名誉賞(第79回,2006年度)〔2007年〕,ゴールデン・グローブ賞(作曲賞,第44回,1986年度)「ミッション」,グラミー賞(作曲賞,第30回)〔1987年〕「アンタッチャブル」,BAFTA最優秀作曲賞〔1991年〕「ニュー・シネマ・パラダイス」,ベネチア国際映画祭特別功労賞(第52回)〔1995年〕,ゴールデン・グローブ賞(作曲賞,第57回,1999年度)「The Legend of 1900」

経歴
トランペット奏者のもとに生まれる。バンドと音楽院を行き来し、室内楽やオーケストラ曲の作曲家として活躍する一方、ポピュラーにも精通。学校時代の同級生セルジオ・レオーネ監督の「荒野用心棒」(1964年)の音楽を担当し世界的に脚光を浴びる。以後、「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」「ウエスタン」など一連の“マカロニ・ウェスタン”で名声を決定づけた。社会派、メロドラマコメディスリラー、SF物までさまざまなジャンルをこなす。’87年アルバム「エンニオ・モリコーネ・フィルム・ミュージック’66〜87」を発表。他の映画音楽作品にベルトルッチ監督と組んだ「革命前夜」「パートナー」「1900年」や、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ミッション」「アンタッチャブル」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」「マレーナ」「鑑定士と顔のない依頼人」など多数。2003年NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」の音楽を担当。2004年初の来日公演を行う。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

知恵蔵mini 「エンニオモリコーネ」の解説

エンニオ・モリコーネ

イタリアの作曲家。1928年11月10日、ローマ生まれ。トランペット奏者の父の影響で、6歳から作曲を始めた。国立音楽院を卒業後、60年代から映画音楽の作曲に取り組み、残した作品は約500曲にのぼる。64年に「荒野の用心棒」で手がけた、口笛やトランペットを用いた哀愁漂う楽曲が人気となり、イタリアで制作された西部劇映画、いわゆる「マカロニ・ウエスタン」ブーム火付け役となった。87年公開の「アンタッチャブル」でグラミー賞を受賞。88年の「ニュー・シネマ・パラダイス」が世界的に大ヒットし、高い評価を得る。2007年には長年の映画音楽の功績に対して米国アカデミー賞の名誉賞が贈られ、16年には「ヘイトフル・エイト」で同賞の作曲賞を受賞。20年7月6日に91歳で没した。

(2020-7-9)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

20世紀西洋人名事典 「エンニオモリコーネ」の解説

エンニオ モリコーネ
Ennio Moricone


1928 -
トランペット奏者,作曲家。
聖チェチリア音楽院のペトラッシに作曲を師事し、さらにトランペット科で学ぶ。1965年ローマにあるグループ「ヌオヴァ・コンソナンツァ」に参加、各種のトランペットを演奏。またマカロニ・ウェスタンの映画音楽の作曲家としても活動。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エンニオモリコーネ」の意味・わかりやすい解説

エンニオ・モリコーネ
えんにおもりこーね

モリコーネ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「エンニオモリコーネ」の解説

エンニオ モリコーネ

生年月日:1928年11月10日
イタリアの作曲家

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android