エーワース(その他表記)Ewers, Hans Heinz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エーワース」の意味・わかりやすい解説

エーワース
Ewers, Hans Heinz

[生]1871.11.3. ジュッセルドルフ
[没]1943.6.12. ベルリン
ドイツの怪奇小説作家。 E.T.A.ホフマンや E.A.ポーの影響を受け,怪奇でエロチックな作品にその才を示した。出世作であり,数回にわたって映画化された『妖魔Alraune (1911) ,『吸血鬼』 Der Vampir (20) などがある。またナチス入党 (31) するなど民族主義的な活動も目立った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む