精選版 日本国語大辞典 「おけさ」の意味・読み・例文・類語 おけさ 〘 名詞 〙 「おけさぶし」または「おけさおどり」の略。[初出の実例]「わしも国風のおけさ松坂でもかたるべいとこと」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)六)「おけさ踊るなら板の間で踊れヨ、板のひびきでしゃみはいらぬ」(出典:俚謡・佐渡おけさ節(明治‐大正)新潟県) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「おけさ」の意味・わかりやすい解説 おけさ 日本民謡の曲名。佐渡を含めた新潟県内各地で歌われており,『佐渡おけさ』は特に有名。九州西海岸から日本海を北上してきた「ハイヤ節」 (「ハンヤ節」ともいう) の旋律と,同県の山間部にあった『おけさ』という曲の歌いだしとが結びついて曲名となったらしいが,現在では「ハー」で歌いだす。「おけさ」の語源については,若い女の名など諸説がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by