20世紀西洋人名事典 「オシップブリーク」の解説
オシップ ブリーク
Osip Maksimovich Brik
1888 - 1945
ソ連の文芸理論家。
詩人のマヤコフスキーの友人、理論的支持者になり、主著は「音の反復」(1919年)、とその続編「リズムとシンタクス」(’27年)で、プーシキンやレールモントフの言語構造を分析している。そのほか、映画「アジアの嵐」(’28年)、「イワン雷帝」(’41年)などのシナリオを書いた。夫人のリーリャとマヤコフスキーの恋愛関係は有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報