20世紀西洋人名事典 「オスカーハマースタイン」の解説
オスカー(2世) ハマースタイン
Oscar (Ⅱ) Hammerstein
1895 - 1960
劇作家,ミュージカル作詞家。
ニューヨーク生まれ。
劇場一家の中で育ち、第二次大戦後の米国ミュージカル黄金時代の中心的人物。1919年から活動を始め、初期はフリムル作曲「ローズ・マリー」等のミュージカルを手がける。’43年からR.ロジャースと組んで「オクラホマ」(’43年)、ピュリッツァー演劇賞受賞の「南太平洋」(’49年)、「王様と私」(’51年)、「サウンド・オブ・ミュージック」(’59年)等を発表し、いずれも映画化された。彼の特色は文学性を重視した台本、わかりやすい詩、楽天的人生観にある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報