日本大百科全書(ニッポニカ) 「オステオパシー」の意味・わかりやすい解説 オステオパシーおすておぱしーosteopathy 骨の異常を整える療術の一つで、アメリカの医師スティルAndrew T.Still(1828―1917)が1874年に創始した。語源はギリシア語で、「骨の病理」の意である。スティルは最初、病気の原因はすべて骨の異常にあると提唱したが、その後、病原についての5項目(骨格の異常、筋肉や腱(けん)の異常、内臓の転移、神経や血管の異常、リンパの停滞)をあげ、それぞれの病原に応じた治療方式を創案し、臨床に応用した。[芹澤勝助][参照項目] | 指圧 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例