20世紀西洋人名事典 「オットーストルーベ」の解説
オットー ストルーベ
Otto Struve
1897.8.12 - 1963.4.6
米国の天文学者。
元・国立電波天文台長。
ハルコフ生まれ。
有名な天文学者一族である「ストルーベ家」の一人で、グスタフ・ストルーベの息子。1921年叔母の紹介でヤーキス天文台のフロストに招かれる。そこで、恒星の分光学的研究に従事し、’23年シカゴ大学で学位を取得する。’27年渡米し、’32年同大学天体物理学教授とヤーキス天文台長を兼務する。’39年マクドナルド天文台を完成させ、’59年から3年間国立電波天文台長となる。スペクトル研究の権威で、連星や早期型星、星間物質等の観測や研究をする。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報