20世紀西洋人名事典 「オットーマンゴルト」の解説
オットー マンゴルト
Otto Mangold
1891 - 1962
ドイツの発生学者。
元・フライブルク大学教授,元・フライブルク大学総長。
フライブルク大学で、H.シュペーマンに学ぶ。1923年同大講師。’24年ベルリン大学講師、’30年助教授。’33年エルランゲン大学教授。’37年フライブルク大学教授。’38〜40年同大総長を務める。胚発生の機構について、研究指導を行い、両生類胚の融合実験・神経板の誘導、生殖細胞と生殖腺の発生に関する研究などがある。妻も発生学者で、シュペーマンに師事し、形成体の研究に従事する。著書に「発生生理学への道―ハンス・シュペーマンの生涯と業績」(’53年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報