デジタル大辞泉 「オビドス」の意味・読み・例文・類語 オビドス(Óbidos) ポルトガル西部の町。町の起源は古く、古代ローマ時代には城砦じょうさいが築かれた。イスラム支配の後、アフォンソ=エンリケス(後のポルトガル王アフォンソ1世)が奪還。13世紀にディニス1世の妃イザベルが山間のこの地を気に入り、以降19世紀まで代々の王妃の直轄地となった。城壁に囲まれた街並みには、中世の面影が色濃く残っている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オビドス」の意味・わかりやすい解説 オビドスÓbidos ブラジル北部,パラ州西部の都市。中心集落は州都ベレンの西約 800km,アマゾン川下流部北岸に位置する河港都市。サンタレンの上流約 100kmで川幅が 2km以下にせばまる地点にあり,市街は川を見おろす急崖上に立地する。周辺の農牧地帯の中心地で,タバコ,カカオ,コーヒー,サトウキビ,木材,肉牛などを集散し,果実加工やジュート製品の工場がある。人口1万 7143 (1980推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by