( 1 )室町中期に謙譲語「参らす(る)」が使われたが、口語としてはその省略形で、やや敬意の劣る「まらする」が通行した〔ロドリゲス日本大文典〕。これはのち、謙譲の意を失い、丁寧の補助動詞として用いられるようになった。
( 2 )謙譲の語法は室町末期になって「お」を冠した本項が現われたが、同義語の「進ずる」よりも俗語的であった。
( 3 )江戸時代の初期には「おます」の形も現われたが中期以降はあまり用いられなくなった。→まらする。
( 4 )「おまらせう」は「おまっせう」と促音化することがある。
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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