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まらする まらする

大辞林 第三版の解説

まらする

( 動下二 ・動サ変 )
(補助動詞)
〔動詞「まゐらす」の転。中世後期以降の語〕
動詞の連用形に付いて、謙譲または丁寧の意を表す補助動詞として用いる。
謙譲の意を表す場合。話し手の動作に付けて、動作の及ぶ対象への敬意を表す。…し申しあげる。…してさしあげる。 「ワレコノ難儀ヲ逃レサセラレウズルコトヲ教エ-・ショウズ/天草本伊曽保」 「松はやしをいたすほどに、ござつてくだされいというて、よび-・してこい/狂言・松脂」
丁寧の意を表す場合。聞き手に対する丁寧の意を表す。話し手・聞き手・第三者の、いずれの動作・状態にも付けて用いる。 「それこそ深う悲しうござり-・すれ/コリャード懺悔録」 「わたくしがざい所へは鬼がまゐつて、人を喰ひ-・するほどに用心なされい/狂言・伯母が酒」 「爰で死なねば心中が見え-・せぬ/浄瑠璃・宵庚申 」 〔 (1) 助動詞とする説もある。 (2) 近世以降、しだいに謙譲語としての用法はすたれ、また語形も「まする」「ます」と転じて、丁寧の助動詞「ます」が成立する。→ます(助動)

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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