オムニバス検定(読み)オムニバスけんてい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オムニバス検定」の意味・わかりやすい解説

オムニバス検定
オムニバスけんてい

分散分析法の手法の一つ。分散分析法の応用に当たっては,標準的な方法を標準的に適用するには問題のある場合が多い。問題点のうちの一つは,要因に自然な順序関係があって,その要因の順序に従った何らかの傾向性がある場合において,標準的な方法を標準的に適用すると,その傾向性が検出されず,かつ結果として第2種の過誤を犯す可能性が大きくなってしまう。このような場合においては,この傾向性が検出できる統計量を工夫することが必要であるが,それに代えて標準的な方法を傾向性を前提とした手法に修正し,対立仮説を特定せずに,代わりに傾向性のある対立仮説,あるいは順序仮説を設けて傾向性を認識しようとする分散分析法の手法をオムニバス検定という。

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