オランジェリー宮殿(読み)オランジェリーキュウデン

デジタル大辞泉 「オランジェリー宮殿」の意味・読み・例文・類語

オランジェリー‐きゅうでん【オランジェリー宮殿】

Orangerieschloss》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある宮殿。19世紀半ば、プロイセン王フリードリヒ=ウィルヘルム4世の命により、イタリアビラを模したネオルネサンス様式建造均整のとれた左右対称の造りで、池に噴水を配した庭園がある。内部のラファエルホールにはルネサンス絵画の複製を展示している。

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世界の観光地名がわかる事典 「オランジェリー宮殿」の解説

オランジェリーきゅうでん【オランジェリー宮殿】

ドイツ北東部の首都ベルリン(Berlin)の南西約30km、ブランデンブルク州の州都ポツダム(Potsdam)市街の西に広がる広大なサンスーシ公園(Park Sanssouci)にある宮殿。◇この公園には、18~19世紀にかけてプロイセン王国の君主たちが築いた、サンスーシ宮殿(Schloss Sanssouci)をはじめとする宮殿群がある。1850~1864年にかけてペルシウス、ストゥエラー、ヘッセによって建てられたルネサンス様式の宮殿で、宮殿内のラファエロの間には19世紀のイタリア作品の複製が飾られた部屋がある。ガイドツアーにより見学ができる(要予約)。

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