ローマの北西約100キロメートルのオルビエートにある大聖堂。1290年にフラ・ベビニャーテFra Bevignateによって建造が開始された際はロマネスク様式の教会であったが、最終的には14世紀中ごろにゴシック様式で完成された。イタリアのもっとも美しい大聖堂の一つ。300人以上の建築家、彫刻家、画家が建築および装飾に携わったとされる。とくにL・マイタニの設計に始まり、のち同じく14世紀のA・ピサーノ、A・オルカーニャの手を経て1600年に完成された正面外壁は、飾り破風(はふ)や左右の小尖塔(せんとう)、薔薇(ばら)窓を伴って堂々たる美しさを誇っている。内部の右翼廊部にある聖ブリーツィオの聖母礼拝堂には、ルカ・シニョレッリが描いた『最後の審判』のフレスコ画がある。
[名取四郎]
梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...