オーストンウミツバメ(読み)おーすとんうみつばめ(その他表記)Tristram's storm-petrel

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーストンウミツバメ」の意味・わかりやすい解説

オーストンウミツバメ
おーすとんうみつばめ
Tristram's storm-petrel
[学] Oceanodroma tristrami

鳥綱ミズナギドリ目ウミツバメ科の海鳥。全長24センチメートル、翼開長56センチメートル。北太平洋西部の亜熱帯海域で冬季に繁殖し、夏に北上する。日本では伊豆諸島の一部、小笠原(おがさわら)諸島硫黄(いおう)列島で繁殖し、付近海上に多くみられる。海面動物プランクトンを嘴(くちばし)でつまみとって食べる。

[長谷川博]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む