百科事典マイペディア 「オーラブ」の意味・わかりやすい解説 オーラブ[5世]【オーラブ】 ノルウェー国王(在位1957年―1991年)。ホーコン7世の子。英国王エドワード7世の曾孫。第2次大戦中ドイツ軍に追われ,英国に亡命,自由ノルウェー軍編制に努力。ヨットの名手として知られた。 オーラブ[2世]【オーラブ】 ノルウェー王(在位1015年―1028年),聖人。官僚制とキリスト教による統一を目指したが,イングランド・デンマーク王クヌットらに阻まれて,再起途上に没。北欧最初の聖人として奇跡譚や記念行事が多く残り,トロンヘイムの聖オーラブ教会は巡礼地となった。 オーラブ[1世]【オーラブ】 ノルウェー王(在位994年ころ―999年ころ)。オスロ南西部の王族出身。バイキングを率いて北海,イングランドで活動後,登位。キリスト教化を図るなどして反発を買い,反対派とデンマーク・スウェーデン連合軍にスボルの海戦で敗れた。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by