同胞葛藤(かっとう)ともいう。『旧約聖書』の「創世記」によれば、アダムとエバ(イブ)の長子として生まれたカインは、弟のアベルに嫉妬(しっと)し、アベルを殺害する。このことから精神分析では、兄弟間の競争心、敵意、攻撃のことをカイン・コンプレックスという。一般には、親の愛情や承認を独占しようとすることをいう。兄弟コンプレックスともよばれるが、エディプス・コンプレックスの一側面を強調するものである。フロイトは、文豪ゲーテの幼児期の記憶をもとに、一見いたずらとみられるような子供の行為に同胞に対する無意識的な嫉妬、憎しみ、排除の願望が隠されていることを明らかにしている。下に弟・妹が生まれたときに上の子が赤ちゃんに戻ったかのような行動をとる「赤ちゃん返り」も同胞葛藤の一つの現れである。
[外林大作・川幡政道]
『フロイト著、高橋義孝訳「『詩と真実』中の幼年時代の一記億」(『フロイト著作集3』所収・1969・人文書院)』
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新
8/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新