カク・まるきばし

普及版 字通 「カク・まるきばし」の読み・字形・画数・意味


14画

[字音] カク
[字訓] まるきばし

[説文解字]

[字形] 形声
声符は寉(かく)。〔説文六上に「水上木、渡す以のなり」とあって、丸木橋の類をいう。また酒の専売制といい、その税法をいう。漢の武帝を制して以来、この種の専売制によって利益を独占することが行われた。

[訓義]
1. まるきばし。
2. 専売の税、官営・払い下げ品の税、その税法。
3. 枳、からたち。

[古辞書の訓]
立〕 カチツラフ

[熟語]

[下接語]
・禁・辜・酒・商・掌・征・税・茶・納・利

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android