現代外国人名録2016 「カトリーヌドヌーヴ」の解説
カトリーヌ ドヌーヴ
Catherine Deneuve
- 職業・肩書
- 女優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1943年10月22日
- 出生地
- パリ
- 本名
- ドルレアック,カトリーヌ〈Dorleac,Catherine〉
- 受賞
- セザール賞主演女優賞〔1981年・1993年〕「終電車」「インドシナ」,日本映画批評家賞女優賞(1992年度)〔1993年〕,モスクワ国際映画祭名誉賞(第20回)〔1997年〕,ベネチア国際映画祭最優秀女優賞(第55回)〔1998年〕「ヴァンドーム広場」,ベルリン国際映画祭金熊名誉賞(第48回)〔1998年〕,ベルリン国際映画祭銀熊賞(貢献賞,第52回)〔2002年〕,カンヌ国際映画祭特別賞(第61回)〔2008年〕
- 経歴
- 両親、姉ともに俳優で、中学生の時から端役として映画に出演。1960年「Les Portes Craquent」で本格デビュー、’62年ロジェ・ヴァディム監督の「悪徳の栄え」でスターとなり、’64年ジャック・ドゥミ監督のミュージカル「シェルブールの雨傘」で女優としての評価を決定づけた。以後、「反撥」(’65年)、「昼顔」(’66年)、「ロシュフォールの恋人たち」(’67年)、「哀しみのトリスターナ」(’70年)、「ロバと王女」(’70年)、「哀しみの終るとき」(’71年)、「ひきしお」(’71年)、「モン・パリ」(’73年)、「終電車」(’80年)、「フォート・サガン」(’84年)、「インドシナ」(’92年)など数多くの名作に出演。“世界最高の美女”と謳われ、フランスを代表する女性NO.1の地位にある。その後の出演作に「私の好きな季節」(’93年)、「メフィストの誘い」(’95年)、「夜の子どもたち」(’96年)、「ヴァンドーム広場」「イースト/ウエスト 遙かなる祖国」(’98年)、「ポーラX」(’99年)、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」(2000年)、「8人の女たち」(2002年)、「輝ける女たち」(2006年)、「しあわせの雨傘」(2010年)、「愛のあしあと」(2011年)、「アステリックスの冒険」(2012年)など。私生活ではロジェ・ヴァディム監督、俳優のマルチェロ・マストロヤンニとの間に子供をもうけ、未婚の母となる。1965年写真家と結婚するが、’70年離婚。’97年5年ぶりに来日。2007年10年ぶりに来日。ファッション、宝飾デザインなどでも活躍。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報