六訂版 家庭医学大全科 「かゆみ・掻痒」の解説 かゆみ・掻痒(皮膚の病気) かゆみ(掻痒)は、かきたくなる衝動を起こす皮膚や鼻粘膜(びねんまく)、眼の結膜の不快な感覚です。皮膚や粘膜のかゆみ受容器が、いろいろな物質で刺激され、神経により脳に伝えられ、かゆみとして感じられると考えられています。 かゆみを起こす代表的な物質がヒスタミンです。一般的にかゆみ止めといわれている薬は抗ヒスタミン薬です。じんま疹のかゆみは抗ヒスタミン薬で止まりますが、湿疹や痒疹(ようしん)、虫刺されのかゆみにはそれほど効果がありません。 出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報 Sponserd by