最新 地学事典 「カリ変質作用」の解説
カリへんしつさよう
カリ変質作用
potassic alteration K-silicate alteration
アルカリ交代作用の一種で,Kによる交代を特徴とする変質作用。カリ珪酸塩変質作用とも。熱水鉱物としてアルカリ長石(カリ長石)・黒雲母,次いで白雲母(またはセリサイト)が重要。石英は安定に残存または出現する。アルカリ長石は微細な赤鉄鉱を包有し赤色を呈する。副次的な鉱物は硬石膏・りん灰石・磁鉄鉱・シデライト・黄鉄鉱・緑泥石。およそ400℃以上の高温変質。斑岩銅鉱床の斑岩岩株を中心とする変質累帯の中心に位置する。Cuの鉱化作用は一般にカリ変質帯の周縁部に発達。
執筆者:井沢 英二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

