山川 世界史小辞典 改訂新版 「カルケドン教会会議」の解説
カルケドン教会会議(カルケドンきょうかいかいぎ)
Chalcedon
451年カルケドン(コンスタンティノープルの対岸に位置する都市)で開かれたニケア教会会議につぐ重要なキリスト教会の総会議。アリウス派,キリスト単性論派,ネストリウス派の教義が退けられ,キリスト論における神人二性一位格を確認し,前代までのキリスト論論争に終止符を打ち,またこの会議を通し,教皇レオ1世の教書が権威づけられた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報