20世紀西洋人名事典 「カルロカラ」の解説
カルロ カラ
Carlo Carra
1881.2.11 - 1966.4.13
イタリアの画家。
アレクサンドリア(エジプト)生まれ。
ミラノに出て、ブレラ美術学校で学び、1910年ボッチョーニやルッソロらと未来派の運動に参加、翌年のパリ旅行でキュビズムに接し、代表作「無政府主義者ガリの葬儀」(’10〜11年)を発表。しかし’17年、フェラーラでキリコと出会い形而上絵画の有力な一員となり「魅せられた部屋」(’17年)を出し、’20年以降は伝統的具象絵画に転向。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報