改訂新版 世界大百科事典 「カレミエ」の意味・わかりやすい解説 カレミエKalémié 中部アフリカのコンゴ民主共和国(旧,ザイール)東端の都市。人口10万1000(1994)。タンガニーカ湖の水をコンゴ川に流すルクガ川の河口にある。シャバ州の中心都市で,鉱業地帯から運ばれてくる銅の一部はここで湖上輸送に積みかえられ,さらに鉄道でインド洋岸に輸出される。インド洋岸からの物資輸入の門戸でもあり,商工業が発達している。1892年にこの港町を建設したベルギーはアルベールビルと呼んだ。執筆者:西野 照太郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「カレミエ」の意味・わかりやすい解説 カレミエ コンゴ民主共和国東部,タンガニーカ湖西岸の港湾都市。旧名アルベールビル。シャバ州産出の銅の積出港。西方約250kmのカバロとの間に鉄道が通じるほか,対岸のキゴマとは湖上汽船で結ばれ,インド洋への出口として重要。9万3000人(2004)。→関連項目タンガニーカ[湖] 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報