カワード1世(読み)カワードいっせい(その他表記)Kavādh I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カワード1世」の意味・わかりやすい解説

カワード1世
カワードいっせい
Kavādh I

[生]449
[没]531
古代イラン,ササン朝の王 (在位 488~496,498/9~531) 。フィルーズの子。叔父のバラーシュの跡を継いで即位。やがて貴族たちの反発にあって廃位されたが,青年時代に人質として過したエフタル族のもとへ逃れ,その援助のもとに復位。 502年にはビザンチン領に侵入,527年にはビザンチン帝国の将軍ベリサリウスを破った。その治世に流行したマズダク教を支持したが,晩年皇太子ホスロー (→ホスロー1世 ) の説得によって同教徒の弾圧を許した。

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