普及版 字通 「カン・くるまざき」の読み・字形・画数・意味
20画
[字訓] くるまざき
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(かん)。〔説文〕十四上にに従う字とし、「人を車裂するなり」という。また〔左伝、宣十一年〕「(こ)れを栗門にす」の文を引く。は公開処刑で、人の集まる城門の前などで行われた。〔左伝〕の文は「夏舒をして、れを栗門にす」とあって、死屍に対して加えたようである。
[訓義]
1. くるまざき、車裂の刑。
2. 轅(かんえん)は山名。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 クルマサキ・キル・ナカエ・マス
[熟語]
轅▶・曲▶・刑▶・▶・薬▶・裂▶・臠▶
[下接語]
廻・函・刑・車・烹
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報