カーメンスクウラリスキー(その他表記)Kamensk-Ural'sky

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

カーメンスクウラリスキー
Kamensk-Ural'sky

ロシア中西部,スベルドロフスク州の都市。州都エカテリンブルグ東南東約 100km,ウラル山脈中部東麓にあり,オビ川水系イセチ川に臨む。1700~01年ウラル地方最初の鋳物工場が建設されてから発展。ウラル重工業地帯の一部をなし,セベロウラリスクからのボーキサイトを利用するアルミニウム工業を中心に,鋼管タービン電気機械などを製造する。鉄道分岐点で,エカテリンブルグ,チェリャビンスククルガンなどと連絡。人口 17万4710(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

カーメンスク・ウラリスキー
かーめんすくうらりすきー
Каменск‐Уральский/Kamensk-Ural'skiy

ロシア連邦西部、ウラルのスベルドロフスク州にある工業都市。ウラル山脈東麓(とうろく)のイセチ川の川岸に位置する。人口19万2000(1999)。ウラルの古い鉄冶金(やきん)工業中心の一つで、いまも上下水道の鋳鉄管を製造している。1930年代中ごろにつくられたアルミニウム工場と、第二次世界大戦中の同工場拡張により発展した。現在、ボーキサイト、石炭とも移入して、アルミニウムを生産している。鉄道の分岐点。

[中村泰三]

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