デジタル大辞泉 「カールスクローナ」の意味・読み・例文・類語 カールスクローナ(Karlskrona) スウェーデン南部の都市。バルト海に通じるフィヨルドの湾奥に港があり、多数の群島に囲まれる。17世紀にスウェーデン領となり、カール11世によって軍港とともに建設された。フレデリック教会、聖三位一体教会など、建設当時の建物が残っている。今も海軍、空軍の基地が置かれる。カールスクルーナ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「カールスクローナ」の意味・わかりやすい解説 カールスクローナかーるすくろーなKarlskrona スウェーデン南部、イョータランド地方の港湾都市。人口6万0596(2001)。バルト海を南に控えるフィヨルドの奥に位置する天然の良港で、海軍基地、スウェーデン三大漁港の一つとなっている。軍需品、電気・通信機械などの工業がある。町は1680年にカール11世Karl Ⅺ(1655―1697、在位1660~1697)が軍港を築いたことに始まる。1790年大火にあって衰退したが、19世紀末の工業誘致により発展した。木造のアミラリテート教会、フレデリーカ教会がある。[中島香子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例