20世紀西洋人名事典 の解説
カール・スペンサー ラシュレー
Karl Spencer Lashley
1890.6.7 - 1958.8.7
米国の神経心理学者。
元・ハーバード大学教授。
メリーランド州デービス生まれ。
ウェスト・バージニア大学で動物学を、ピッツバーグ大学で微生物学を専攻し、ジョンズ・ホプキンズ大学でワトソンに師事し、1914年遺伝学で学位取得。ミネソタ、シカゴ、ハーバードの各大学教授を務め、’42年からはハーバード大学霊長類生物学研究所長を兼任。フランツと共同でネズミの学習や記憶の研究を始め、大脳皮質各部の等機能と量作用の原理を提唱、’29年「脳髄の機構と知能」を著し、後にゲシュタルト心理学の立場に接近。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報