20世紀西洋人名事典 「カールミュンヒンガー」の解説
カール ミュンヒンガー
Karl Münchinger
1915.5.29 - 1990.3.13
ドイツの指揮者。
シュトゥットガルト生まれ。
シュトゥットガルトの高等音楽学校で学び、ライプツィヒ音楽院で指揮法をアーベントロートに師事。師の他にフルトヴェングラーにも強い影響を受け、音楽院卒業後、シュトゥットガルト室内管弦楽団を結成。次第に名声を高める。1948年国外演奏旅行が実現し、世界文化都市のほとんどで演奏している。また、ウィーン・フィル、パリ管弦楽団などの客演指揮もし、高い評価を得ている。バッハを得意とし、戦後のバロック音楽再評価に大きな影響を与えた。’66年シュトゥットガルト古典フィルハーモニー管弦楽団を創設。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報